ピアニストからの手紙トップ ピアノに関するQ&A-ピアノのコンクールについて

ピアノに関するQ&A-ピアノのコンクールについて

2021.01.06

Q:最近ピアノを習わせてる子どもが熱心にピアノを弾いてます。コンクールにも興味があるようですので、参加してみようか迷ってます。

 

A:(講師:塩川)コンクールへの挑戦は勉強のためにもやる気の維持にも大変ためになることが多いです。もし習ってる本人がやってみたいと言うのであれば、積極的に応援してあげるとよいかと思います。

一般的にピアノコンクールというと、ドラマや漫画の影響もあり、大変な思いをしながら練習して精神を擦切らせ、他のコンテスタントと熾烈に競うというイメージをしがちですが、必ずしもそういうものばかりではありません。(勿論そのようなものも数えきれないほど存在しますが)
最近は初めてのコンクールでも出場しやすいように配慮してくれているもの(曲の難易度が高くない、比較的受賞しやすい、初出場の参加者だけのコンクール等)も多くあるので、まずは挑戦してみることから始めましょう。

普段は教本を進める、発表会で練習の成果を披露する、などが練習のモチベーションの原動力となっているでしょうが、コンクールとなると、ある一曲を最良の状態で演奏する、ということが目標になります。同じ曲を長い間練習しなければならないので少し退屈になる時もあるでしょうが、一つの曲と長い間向かい合うということは今までに気づかなかった多くの発見が生じ、今後の成長にも大きく役立つと思われます。

 

 

 



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