ピアニストからの手紙トップ ピアノに関するQ&A-ピアノにおけるケガ

ピアノに関するQ&A-ピアノにおけるケガ

2021.02.19

Q:最近練習していると手が痛くなる時が多いです。もし腱鞘炎になった時はどう治療すればいいでしょうか。

 

A:練習をある程度したら休みましょう。当たり前の話です。ピアノだけでなく、スポーツ、勉学、日常生活などあらゆる場面で高パフォーマンスを出したければ休息というものは重要になります。

私はこれまで腱鞘炎などのケガに見舞われたことはないので、治療に関してはあまり知識はありません。ただ、手のケガをする奏者の傾向はなんとなく周りを観察していると分かります。

もちろん間違った基礎で弾いている、手が小さいのに無理をしている、など物質的要因もあると思いますが、根本原因はやはり心理的要因です。

あまりにもピアノに熱中するあまり、気持ちが先行してしまって無理な弾き方をしてしまってる場合が大半です。あくまで個人的意見で医学的見解ではありませんが、ジストニアや腱鞘炎などは発症の引き金となっているのは心の問題ではないかと考えてます。そして一回患った人は大体何度でも患うため、ピアノへの向き合い方をもう少し緩やかなものに変えない限り再発は免れません。

 

 

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