ゲルハルト・オピッツ


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今回はいつものような質問にお答えする形ではなく、
先週いったピアノのソロリサイタルについて書かせていただきます!

先週日曜日に三鷹の武蔵野市文化会館で行われた
ゲルハルト・オピッツ氏のリサイタルに行ってきました。
ゲルハルト・オピッツ氏の演奏を聴くのは2回目だったのですが、
とても勉強になるコンサートでぜひピアノ教室に通っている生徒さんにおすすめしたいな、
と思いました。

ゲルハルト・オピッツ氏はドイツ出身のピアニストで、
ドイツ正統派ピアニストとして日本でも大変人気のあるピアニストです。
また親日家でも有名で、年末年始を日本で過ごされることも多いそうです。

今回はベートーヴェンの4大ソナタということで悲愴ソナタ、月光、テンペスト、
熱情とこれでもかというくらい濃いベートーヴェンのプログラムでした。

感想を一言でいうととにかく涙が出るほど素晴らしい演奏で、贅沢な空間でした。
指さばきはもちろんのことですが、
体の使い方やペダリングについても全てにおいて無駄が一つとしてなく、
ものすごく自然体なのに聞いたことがないほど新鮮で美しい音色でした。
耳馴染みの深い曲たちですし、私も学生時代に4曲とも全楽章弾いたことがありますが、
新たな発見を見出すことができました。

特に体の動きが本当に最小限、一切の無駄な動きがないことには驚きます。
オピッツ氏の体が大きいおかげもあるのでしょうが、
ほとんど力を入れているように見えないのにホールの一番うしろまでしっかり響いてきました。
体全体で表現する演奏家も多いですし、そういった表現方法も好きなのですが、
とにかくすべてを音で表現する、というオピッツ氏の考えが表れているのかなと想像しました。
また、ここで内声を強調するのか、
という驚きがあったり冒頭にガツンとしたフォルテを出すのかと思いきや
あえて控えめに入ってきて、後半でここだ!と言わんばかりのフォルテを出してきたりと、
なんだか遊園地にいるような気分で演奏中ワクワクしっぱなしでした。

余談ですが私はいつもスマートウォッチで心拍数を記録しているのですが、
オピッツ氏演奏中の心拍数は座っているにも関わらず90を超えていて自分でも笑ってしまいました。

そしてアンコールはブラームスのOpus116-4、間奏曲ホ長調でした。
興奮した観客の熱を冷ますかのような演奏に観客がうっとりした後は、
鳴り止まない拍手の中で嬉しそうにニコニコしながらお辞儀をされているのが
とても印象深かったです。

きっと来年も来てくださることを信じて、一年間また頑張ろうと思える素晴らしいコンサートでした。
CDもちゃっかり購入し、自宅でよく聞いています。
皆様もぜひ、ゲルハルト・オピッツ氏の名前を見かけたら足を運んでみてください。

北戸田駅前教室

ダリ・ピアノ教室講師 草間 友来(国立音楽大学卒)


先生との出会い


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ピアノのレッスンというのは先生と生徒という関係とはいえ、
人と人のコミュニケーションです。
ですからどうしても相性というものがでてきてしまいますよね。

私も何度かピアノの先生を変わったことがありますし、
生徒さんが教室を移ってしまうことも有りました。
しかし私自身は幼少期〜音大卒業までは進学のタイミングなどで先生を変わってきた為、
相性は特に気にしたことはなかったのですが、
教える立場になったあとはじめて相性について意識する出来事がありました。
厳しい先生に教わりたかった生徒さんの保護者様から、
先生は優しすぎるのでうちの子が甘えて練習をサボります!もっと厳しくしてください!
とのお言葉を頂戴してしまいました。
ですが私には私のスタイルがありますから、あまり厳しいレッスンは私にはできないのです。
というのも、私自身小学生の時にすごく厳しい先生に習ったことがあり、
ピアノも音楽も大嫌いで苦痛だった時期がありました。
木曜日がレッスン日だったのですが、行くのが億劫で仕方なく、
レッスンをサボる方法ばかり考えていました。
実際何度か仮病で休んだこともあるとかないとか…
そのため私は自分が嫌だったレッスンのスタイルを生徒さんにすることはありません。

ですが音楽の道に進むことができたのはその先生のおかげなので、
先生のことを恨んでいるわけではないのですが、
もっと楽しく上達する方法は必ず存在するのではないかと思っていました。
そして先生になった今、日々楽しそうにピアノに向き合い上達する生徒さんを見ていて、
その考えが間違いではなかったことを確信しています。

もし先生との相性がいまいちかも、
と思ったときはぜひ思い切って他の先生に教わってみたい旨を伝えましょう。
もちろん先生も人間ですから、多少のショックは受けられるでしょう。
ですが、せっかく大切な時間とお金を割いてピアノのレッスンに通うのですから、
ご自身の望むレッスンをしてくれる先生に習ったほうが
何倍も有意義な時間を過ごすことができます。
楽しむことを忘れさせないでいてくれる、素敵な先生に出会えるといいですね。

武蔵浦和駅前教室

ダリ・ピアノ教室講師 草間 友来(国立音楽大学卒)

好きな作曲家を教えてください。


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ピアノ教室に通われているとたくさんの作曲家を先生から提案されますよね。
私のお気に入りの作曲家は本当にたくさんいるので絞るのが大変難しいですが、
クラシックの作曲家ではヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトとフランツ・
リストを最も尊敬しています。もちろん他の作曲家もみんな大好きなのですが、
群を抜いて尊敬しているのがこのお二方になります。

モーツァルトはもはや説明が不要なくらい有名な大天才ですが、
音楽史において彼ほどの天才は他にいるでしょうか。いや、いないでしょう。
まず大変多作ですよね。どうやってあんなにもたくさんの曲を捻り出しているのか、
私には皆目検討がつきません。
たくさんの曲の中でも私が最も愛している曲は、「交響曲第40番」です。
この曲は短調で、冒頭部分がとても有名ですね。私が最も好きなのは第二楽章ですが、
全体を通して天に昇るような気分にさせてくれる素晴らしい作品だと思います。
モーツァルトの短調の曲というのは数は少ないのですが、どれも非常に優れた作品だと思います。
まだ聞いたことのない生徒さんはぜひ聴いてみて下さい。

フランツ・リストも説明不要な大天才ですよね。
まず彼はピアノの演奏が非常に素晴らしかったそうで、
今のコンサートの暗譜で弾くという形態を築いたのもリストだそうです。
リストといえばその超絶技巧に目が向けられがちなのですが、
私はそこにはあまり着目していません。
リストは叙情的な作品に彼の豊かな歌心が表現されており、何度聴いても新鮮に感じます。
中でも私が最も愛している作品は、「オーベルマンの谷」です。
終盤のなんともいえない甘美な旋律は、今も初めて聴いた時の気持ちと
少しも変わらずに感動させてくれます。
ぜひ聴いてみて下さい。

また意外と思われがちなのですが近代のポピュラー音楽も非常によく聴いています。
特にお気に入りなのはリトル・リチャード、チャック・ベリー、
ポール・マッカートニーです。
素晴らしい作曲家は時代に関係なく優れた作品を私たちに魅せてくれます。
もちろん存命の作曲家にも大好きな方がたくさんいます。
ぜひ食わず嫌いをせずに、色々な音楽を聴いてみて下さい。

北戸田駅前教室

ダリ・ピアノ教室講師 草間 友来(国立音楽大学卒)

パソコンでどうやって音楽を作るのですか?


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パソコン上で作る音楽、いわゆるDTM(デスクトップミュージック)とよばれるものですね。
ピアノ教室の生徒さんでも途中から作曲に興味を持たれる方はたくさんいらっしゃいます。
私は卒業後に趣味としてDTMの勉強をはじめたのですが、
今はプロの作曲家として活動しているのでお伝えできることがあるかと思います。

まず必須なモノはパソコンです。パソコンはお持ちのもので大丈夫ですが、
できればIntel Corei5以上、メモリ16G以上が理想ではあります。
とはいえ最近はiPhoneでもGarageBandというアプリで作曲できます。
私も移動中の暇つぶしにGarageBandで曲を作ることがありますので、
まず体験してみたいという方はダウンロードしてやってみることをおすすめします。
使い方はYouTubeなどで解説動画がたくさんでておりますので見てみましょう。

二つ目に必須なものは、PCに接続するオーディオインターフェースとよばれる機器です。
これは楽器やマイクをPCで接続し、
楽器などから発したアナログ信号をPCの理解できるデジタル信号に変換してくれる、
いわば橋渡しのような役割を担う機器です。
安価なものですと10,000円台で購入できます。

そしてもう一つ、パソコン上のソフトでDAWと呼ばれるソフトが必須になります。
こちらは無料のソフトもありますし、
オーディオインターフェースのおまけとして付属しているソフトもあります。
ソフト上に無料の音源もいくつか入っているので、最初はそちらを活用してみましょう。

以上3つのモノが揃えばひとまず音を鳴らす準備はOKです。
MIDIキーボードがあればより便利ですが、
とりあえずこの3つの必需品があれば音を打ち込むことは可能です。
あとは自由に音を重ねてみて、自分で試行錯誤してみてください。
今はたくさんの情報がインターネット上に載っていますから、
分からないことは検索すれば大抵のことは解決します。
新しい曲ができたらぜひお教室で先生にも聞かせてあげてくださいね。

武蔵浦和駅前教室

ダリ・ピアノ教室講師 草間 友来(国立音楽大学卒)

ピアノのお手入れ


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ピアノのお手入れってどうしてますか?

ピアノの軽い手入れは毎日しています。
練習やレッスンが終わった後に、ピアノ用のクロスを使って指紋を拭き取ります。
基本的にピアノのつるつるした表面って指紋がつきやすいですよね。
黒いピアノならなおさら指紋が目立ってしまいます。
ですが、水などでは拭き取らない様に注意しましょう。
少しならば平気なのですが、ピアノは湿気と水気にすごく影響されやすいモノなので、
あまり水拭きはよくありません。
ピアノ専用のお手入れ用液が市販されていますので、
それを少量クロスにつけて指紋を拭き取ります。
鍵盤の方は乾拭きをして、
ほこりが気になったり必要があればハンディ掃除機で掃除することもあります。
ハンディ掃除機は鍵盤だけでなく蓋の内部も軽くお掃除できるので、
一台あるとすごく便利なのでお勧めします。
アタッチメントも付属で色々ついていたので、必要に応じて快適にお掃除ができます。
鍵盤用のクリーナー液もあるので、月に一度はクリーナーで拭き掃除しています。
やはり手の油などが蓄積しているようで、クリーナーに黒い汚れがついていることがあります。
鍵盤はアルコール成分の入ったもので拭いてしまうと鍵盤がひび割れを起こしてしまうので、
必ず鍵盤専用の液やクロスを使うようにしましょう。

そして自分では掃除しきれない箇所は半年〜一年に一度の調律で、調律師さんにお願いしています。
私がいつもお願いしている調律師さんは、調律の際に鍵盤の内部も見てくださり、
汚れがあればいつも綺麗にしてくださいます。
ピアノのお掃除でどうしても分からないことがあれば、調律師さんに相談するのが一番です。

また、ピアノの部屋はいつもきれいにそしておしゃれにしておきたいとは思いますが、
生花を花瓶に挿して飾るのはやめておきましょう。
先ほども書きましたように、ピアノは湿気や水気に弱いものです。
飾るなら造花がいいですね。
私は中村紘子先生のサインを飾ったり、お気に入りのCDをディスプレイしたりしています。
綺麗でお気に入りが飾られた部屋で練習すれば、音もイキイキしてくるはずです。
ピアノのレッスンもより良いものとなりますように。

ダリ・ピアノ教室講師 草間 友来(国立音楽大学卒)


ストリートピアノについてどう思いますか?


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最近話題のストリートピアノについてどう思いますか?

ストリートピアノは誰でも弾いていいピアノですよね。とてもいいと思います。
せっかくピアノ教室に通っているのでしたら、ピアノが置いてある場所をインターネットで検索して
早速今からでも楽譜を持って出かけるといいと思います!
お買い物のついでに行かれてもいいですよね。

ストリートピアノはいつ弾きに行ってもいいのですが、
一番いい使い方は発表会の前に緊張しておくために行く、という使い方です。
これは私も最近やり始めたことなのです。
ストリートピアノって駅の構内やショッピングモールにぽつん、と置かれていますよね。
いつもの場所と違う上に、とても周りがざわざわしています。
だからこそとても緊張感がいつもの数倍、心臓の鼓動も早くなるかもしれませんし、
手が震えるかもしれません。ですがそれがとてもよい体験になります。

私は越谷レイクタウンのショッピングモールにたまたまピアノが来ていた日があり、
本当にたまたまその場に居合わせたのでありがたく弾かせていただきました。
すごく暖かい拍手をくださる方が多く、
たくさんミスはしましたがとてもいい体験をしたと思っています。
ピアノ教室でも年に数回の発表会はあるかと思いますが、
人前で弾く機会というのはお金もかかりますし、
なかなか回数を増やすのは難しいのではないでしょうか。
その点ストリートピアノは好きな時に行くことができ、誰でも無料で弾くことができます。
これを利用しない手はないと思っています。

ですが、当然弾きたい方はたくさんいらっしゃると思いますので、
長い時間一人で占領することは良くないと思います。
周りの様子を見ながら譲り合って演奏を楽しんでいただければな、と思います。
もし撮影についてのきまりがないのであれば、
カメラやスマホでご自身の弾いている姿を撮影するのも良いと思います。
自分の演奏姿を俯瞰して見ることによって、
指の癖や姿勢の癖などを自分で確認することができます。
そして先生にも見ていただき、
よくない癖のなおし方を聞くとよりレッスンが充実するのではないでしょうか。
せっかく流行っているストリートピアノです、楽しんでくださいね。

武蔵浦和駅前教室

ダリ・ピアノ教室講師 草間 友来(国立音楽大学卒)


音楽を聴くのにおすすめのアプリはありますか?


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音楽を聴けるアプリはいくつかありますが、
ピアノ教室に通っている生徒さんに最もおすすめなのはSpotifyです。
もちろん私も5年ほど前から有料会員に契約し、以来解約しようと思ったことは一度もありません。
曲が豊富なことはもちろんですが、検索のしやすさやアルバムの見やすさがピカイチだと思います。
特に昔の洋楽に強く、私が探したいアーティストのアルバムはほとんどありました。
クラシックについても定番の曲からかなりマニアックなものまで多く配信されており、
新しい曲に取り組む際にもお手本演奏を複数の演奏家で聴くことができるので大変重宝すると思います。
あまりに古い音源の場合は楽譜の出版社には注意する必要がありますが、
そこは先生におすすめの演奏家を尋ねてみるといいと思います。

音楽アプリについて、絶対にやってはいけないのは、
違法にアップロードされたアプリで音楽を聴くことです。
Spotifyや他の合法な配信サイト、アプリでの収益というのは、
曲が再生されるごとにアーティストに還元される仕組みになっているので、
違法アプリで聴かれてしまうと本来アーティストに還元されるはずの収益がなくなってしまうのです。
そうなってしまうと、最悪そのアーティストは音楽活動を辞めることになってしまうかもしれません。
昔よりは規制が厳しくなりましたが、
まだ見かけることがあるのでうっかりダウンロードなどしないように注意しましょう。
本当に音楽が好きならちゃんとしたサイトやアプリで音楽を聴いてほしいな、と思います。

また聴く際はできるだけスマホのスピーカーではなく、イヤホンやヘッドホン、
一番いいのはちゃんとしたスピーカーで聴くことです。
やはりスマホのスピーカーは音楽鑑賞には向きません。
いい音で聴くというのはいい演奏をするためにも大事なことですので、
できるだけいい音を聴ける環境を作るといいですね。
おすすめの今私が使っているBluetooth対応で真空管アンプ搭載のコンポがあるのですが、
長くなってしまうのでいつかご紹介できたらと思います。

ダリ・ピアノ教室講師 草間 友来(国立音楽大学卒)

学校での伴奏の機会


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中学校で、ピアノを習っていると先生に言ったら合唱コンクールで伴奏することになりました。
なにか秘訣やコツはありますか?

まず伴奏をやります、とお返事したことが素晴らしいと思います。素敵ですね。
合唱コンクールの曲は結構難易度が高い曲が多いように思います。
少しピアノが弾けます、ピアノ教室に通っています、だけではなかなか難しいのではないでしょうか。
加えて、合唱に合わせて弾くというスキルが必要になってきますから、なかなか大変ですよね。

もちろん私も通ってきた道です。私が中学生当時は今よりももっとピアノを習っている、
ピアノ教室に通っていると言う人の人数も少なかったので、
自動的に決まってしまうような感じでした。
プレッシャーを感じてしまいますよね。ですから事前にしっかりと準備して授業に臨みましょう。

合唱に合わせて弾くためには、まず自分以外の音を意識しながら弾けることが必要になってきます。
そのためにはまずメトロノームを使いましょう。
以前メトロノームは自分以外の音を聞く練習になるとお話ししましたが、ここでもその方法を使います。

また、調号が多い曲もたくさんありますよね。調号の多い曲を焦らず弾くためにも、
その調のスケールとアルペジオを練習しましょう。
(スケールとアルペジオは日頃からどの調でも弾けるようにしておくのが理想ではあるのですが)

そしてある程度譜読みを終わらせたら、今度は歌の練習をしましょう。
パートは歌いやすいパートでいいのですが、主旋律のパートを全て追う方がいいと思います。
ブレスの位置をよく確認し、歌う時も必ずブレスの書いてある位置で息を吸いましょう。

そして歌がある程度頭に入ったら、今度はピアノを弾きながら歌います。
最初はなかなか難しいので、左手と歌だけ、右手と歌だけ、と分けて練習し、
最後に全て合わせましょう。

ここまで練習したらあとは授業でしっかりと歌に合わせて弾くことができるはずです。
弾き語りするよりもみんなの歌に合わせる方が簡単にすら感じるかもしれません。
焦らずに弾く前に深呼吸しましょう。
頑張ってください。

武蔵浦和駅前教室

ダリ・ピアノ教室講師 草間 友来(国立音楽大学卒)

発表会や本番で緊張しない方法を教えてください。


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とってもよく聞かれることですし、私たちピアノ講師も人前で弾く機会が結構あるので、よく考えることです。

明確にこれすると緊張しないです、あれすると緊張しないです、とお伝えしたいのですが、

緊張しない方法というのはおそらく存在しないと思います。

ですが、すこしでも和らぐ方法というのは存在するのでそれについてお伝えしていきます。

一つ目はとにかく体を冷やさないということです。緊張してしまうと、冷や汗をかいてしまいとにかく体が冷えます。

夏はホールの中が冷房で寒いですし、冬は元々寒いから冷えやすいですよね。

冷えると緊張するし、緊張すると冷える、という悪循環になりがちです。ホッカイロを持っていく、手袋をするなどはすでに皆さんやっておられると思いますが、私はほぼ必ずと言っていいほど水筒にただのお湯を持っていきます。本当にポットかやかんで沸かしただけのただのお湯です。

というのも、お茶やコーヒーを飲んでしまうとトイレに行きたくなってしまいますし、余計に体が冷えてしまいます。ですからお湯がベストです。舌をやけどしない温度まで下げてから持っていきましょう。

二つ目はチョコレートかバナナを持っていくことです。

本番前は緊張してあまり食べれないことがあります。ですが、食べないとやはり体調が悪くなってしまうことがあります。

そこでチョコレートかバナナを食べてエネルギーを蓄えましょう。また甘いものはストレスを緩和する働きがあるので、気持ち程度ですが緊張は和らぎます。 三つ目は本番当日ではなく、前日までにやっておきたいことです。 それは本番の衣装、靴を身につけて演奏してみるということです。やはり普段の服よりはかしこまった服を着るので、多少動きづらさや歩きづらさ、ペダルの踏みづらさがあると思います。本番にいきなりなれない服や靴で演奏するのではなく、前もって衣装や靴に慣れておくことをおすすめします。

とくに手を交差して演奏する際は衣装の確認は必須です。 緊張は誰でもするものですし、オリンピック選手でさえ足がガクガク震えたりするそうです。本番前に「緊張してはいけない」と自分を否定するのではなく、ぜひ「緊張はこれまで頑張ってきた印だ」と自分を肯定してあげてください。

ダリ・ピアノ教室講師 草間 友来(国立音楽大学卒)

ピアノを習うメリットは何でしょう?


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とてもよく聞かれる質問です。すでに色々な研究や論文が出ているテーマですが、今回はピアノ講師としてピアノを教えている私が感じた、ピアノを習うメリットをお伝えしていきます。

まず一つ目は、人前に出る自信がつくことです。

ピアノ教室に通っていると、発表会や人前で弾くイベントが年に何度かあります。学校や幼稚園では人前で一人で、誰の助けも借りられないという状況で、何かを発表することはそれほど多くないと思います。 ですがピアノの本番はたった一人で大きな舞台、大きなピアノに一人で向かい、最後まで一人で弾かなくてはなりません。(連弾の場合はまた違いますが) 中には大きなプレッシャーを感じて、極度の緊張からカチコチになりながら舞台に向かう生徒さんもいらっしゃいますが、終わった後は皆達成感に満ちたキラキラした笑顔で帰ってきます。

たとえ少しミスをしてしまい悔しい思いをしてしまっても、人前で弾くためにたくさん練習し、弾き切ったこと自体が素晴らしいのです。ご家族や先生からたくさん褒めてもらって下さいね。 二つ目は、想像したものを表現する力がつくことです。 レッスンを受けていてこんなことを言われることはありませんか? 「そこはもっと水面に反射する光のようにキラキラした音で弾きましょう」 非常にあいまいで抽象的な表現ですが、私も好んでよく使う表現です。

その抽象的な音のイメージをピアノで表現することは容易ではありません。ですが具体的で技術的な伝え方ではできなかったような弾き方が、このような指導の仕方でできるようになることがあります。

また「そこはフルートのように」などと他の楽器の音を想像してという指導をする場合も多いです。実際にピアノ以外の音が出るわけではないのですが、想像力によって随分豊かな表現ができるようになります。 想像力を膨らませ、それを実際に表現する力はピアノ以外でも非常に役に立ちます。

ここまで二つのメリットをお話したのですが、私自身の感じる一番のメリットは、ただただ楽しいことだと思っています。私は25年もピアノをやっているのですが、まったく飽きることはありませんし、一生楽しむことができるものだと思っています。 せっかく習うピアノ、存分に楽しみましょうね。

武蔵浦和駅前教室

 

ダリ・ピアノ教室講師 草間 友来(国立音楽大学卒)

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